ニコラス・ウィンディング・レフン『ネオン・デーモン』


オープニングとショーと終盤のシャワーシーンの音楽がどちゃくそかっこよかったのでサントラ買います。
例えば『マップ・トゥ・ザ・スターズ』、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』を思い出すんだけど、映画に興味の無い映画作家というのがいて、もちろんクローネンバーグやジャームッシュはそうじゃない、けど、レフンはおそらくそうだろうなと。
映画に興味無い映画作家としてヴィルヌーヴとか(おそらくデミアン・チャゼルもなんだけどラ・ラ・ランド見てからじゃないと)いると思うんですがそういう人と比べてレフンは好きだと思えてしまう、のはなぜだろうと考えると、おそらくレフンは物語にすら興味無いからだな、と。
じゃあなんなんだ、と考えた時に感じるのはナルシシズム。提示されたヴィジュアル自身がヴィジュアルに耽溺している、その連鎖。
オープニングにうっすら出てる"NWR"っていうロゴ(?)に思わず笑ってしまった。こいつやべぇ感。
隣の部屋で…ってやつ、平山夢明先生の実話怪談みたいだった。叫び声とか聞こえるのも。