クリストファー・ノーランインセプション』見た。

映画のせいではなく、こっちの体調のせいで、途中何度か落ちた…。やばい眠かった。
という状況が映画の内容と微妙にリンクしている、というどうでもいい出来事。ともあれ、夢の仕組みを強引に成立させる物語はおもしろかった。機材の説明が一切なしで、それにまつわる能力者が仲間となって、仕事をこなす。複雑な構造をもつ夢によって。多重化した夢が解除される瞬間のカタルシス。にしてもこれは『ペット』だよなぁ。「植え付け」(による死や忘却や心変わり)とか…読んでいる人間にとって驚きはない。『NARUTO』にしろ何にしろ、漫画を力入れて実写化すればいいんじゃないかと思ったりもするが。
水しぶきとか爆発の破片、巨大な鏡、雪の中の要塞の爆発。スーパースローの破壊力。
役者陣が、今のハリウッドの人気者ばっか集めててすげーと単純に思った。
ミシェル・レリス『幻のアフリカ』買う。まさか平凡社ライブラリーで出るとは…