岩本ナオ町でうわさの天狗の子』9巻(もうはんぱないね…この切なさの爆発!一旦カメラが引くのもたまらなくなってきたよ)、石黒正数木曜日のフルット』2巻(いつものっすけど…あの筆っぽく書くのがやばいね。ピーナッツ、というか、スヌーピーってかんじだよね)、篠原健太SKET DANCE』24巻買った。そして、中原昌也『悲惨すぎる家なき子の死』買って読み終えてしまった。《善も悪も、ここにはない。ただ醜悪で、血なまぐさい。よくよく考えれば失われたものなど最初からなく、寧ろ延々と無意識の内に奪われ続け、まるで恩着せがましく何か与えられ続けているように欺かれていただけ。/そして取り返しのつかない惨状の記憶が、CMを間に挟んで、何度も何度も冷たくリプレイされる。すべてが、ただ闇雲につまらない繰り返し》(p66)《こういうときにしか、他人の痛みを理解せよと告げることのない、個の政界の無情さは何なのだろうか》(p67)最早心の指針です。

東京国立近代美術館にてジャクソン・ポロック展見た。例によって、創作風景の映像がおもしろかった。そして、絵画に描かれる、色や形の、描かれる順序や、描き終わる瞬間の存在に思いを馳せる。