今日買ったマンガ。買いすぎた…。
冨樫義博HUNTER×HUNTER』31巻。面白すぎて駅乗り過ごしそうになった。前も同じこと考えたのだけれど、ある一つの単純な行為、普通の出来事、に、制約や負荷、と与えて、別のものに作り替えてしまう手法の巧みさ。思えば幽白もそうだったなと。まぁこれには当然のごとくジョジョという偉大な先人がいるわけですが。バトル漫画のはずなんだけど、闘いよりもはるかに緊張感を持って読める。あと、なぜか伊藤潤二が混ざってました。
篠原健太SKET DANCE』28巻。連載で読んでた時はそうでもなかったけど、こうして読むと、泣きそうになるわ―。ボッスンのひたむきさ、そして、ここまでのことが起こっても、スイッチは喋れない、という設定の重さを持ったまま、進行させていこうという心意気に感じ入る。
ONE・村田雄介ワンパンマン』1、2巻。思い出したのは、江川達也の『ラストマン』だったりする。てか、江川達也についてちょっとまじめに考えたいんだけどなー。『ONE ZERO NINE』とか『DEADMAN』とか『GOLDEN BOY』とか。それはおいとくとしても、ワンパンマンは普通におもしろいですよ。ヒーロー協会、みたいなこといいだしちゃうと鼻白むけどな…。絵の視点のきりかえがはんぱねぇ。鳥山明イズムを感じつつ、アップデートされている。
地獄のミサワカッコカワイイ宣言!』4巻。ただひたすら一つの状況、一つの言葉を反復する、まるで強迫症のように。この笑いはもはや病的。
佐倉準湯神くんには友達がいない』1巻。試し買い。いやーおもしれぇ。明らかに西森博之の系譜に連なるキャラクターが登場し、テンションあがる。この破天荒さ(によって成り立つ主人公)と、それにより巻き起こる微妙さ(を含んだ事件)の描き方がすばらしい。画は女性っぽいが…どうなんだろ。ともあれ、続きが楽しみ。やっぱ小学館だよね。
…まぁ今日買ったのほとんど集英社だけど…。