2009-01-01から1年間の記事一覧

レーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』読む。 『ディストリクト9』『母なる証明』

『くるり鶏びゅ〜と』買って聴いた。矢野顕子圧倒的すぎる…。なんか勝手に民生は「すけべな女の子」だと思っていた。というか、誰かがやると思ってたのだけど。ユーミンは期待しすぎた…よかったけど…初期くるりが集まっているし。あとキセルがよかった。 大…

大西巨人『五里霧』読む。血友病が出て来るのも作者自身の問題と関わっているからなのか…。大西巨人を読むと、普通に書くのはばからしいなとつい思ってしまう。 『リミッツ・オブ・コントロール』『はれときどきミートボール』『カールじいさんの空飛ぶ家』…

大西巨人『五里霧』買って読み始める。言葉や慣習や社会や制度へのいささか普通じゃないと思わせるような立ち向かい方がユーモアと情熱を同時に感じるように描かれていて感動したり呆れたり(無論肯定的に)する。いくつものテキストが折り重なっている。

Q-Tip『kamaal the abstract』買って聴いた。バンドがかっこよすぎでおしゃれすぎる。プリンスとか、N*E*R*Dの感じ。ラップもやばい。ECD 写真・植本一子『ホームシック 生活(2〜3人分)』を買って読んだ。

石川忠司『孔子の哲学』読む。礼=仁とすれば、すべては外に現れる行為になり、つまりやるかやらないかという地平にあるわけだから「容易」だ(けど「困難」だ…でも解決は絶対に可能)。内面の問題にした途端、それはいつまでも不可能なままで、次第に攻撃的に…

Common『Finding Forever』今さらながら聴く。寂しいなーこれ。Jay-Z『American Gangster』はさすがな感じだけども…。楠田枝里子は真の芸人殺し。

トニー・スコット『マイ・ボディガード』をDVDで昨日見た。 トニー・スコット、デンゼル・ワシントン、ミッキー・ローク、クリストファー・ウォーケンで、もう外れなし…。 日常がかなりの部分占めているんだけど、そこにあの早く切り替わるカメラ、チカチカ…

ジョニー・トー『ブレイキング・ニュース』をDVDで見た。 団地へ突入する警察官たちがつけている小型カメラの映像やそれを編集してマスコミに提供した映像、テレビで放映されている映像、ウェブカメラの映像、携帯のカメラ、といったいくつもの視点があり、…

レーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』と石川忠司『孔子の哲学 「仁」とは何か』買って両方とも少し読み始める。『ロクス・ソルス』は、エピソードが入れ子になってく感じがおもろい。あと異常に眠い。今日のキングオブコントは、サンドウィッチマンのネタが…

Jay-Z『THE BLUEPRINT 3』聴く。何よりもびっくりしたのは、リリックがブックレットに載っているということ…どうしたんだ?もしかしてこれって今は主流なのか? にしてもジガのフロウは良いなー。カニエとだと、差がはっきりわかる感じ。曲は、ギター尽くし…

松本人志『しんぼる』を渋谷で見た。 『大日本人』における、海原はるか師匠演じる締ルノ獣の最後や、板尾創路の匂ウノ獣が出現した時の渋滞など、「あーなったら、こーなるだろ」的な考え方(それは虚構の世界では切り捨てられがちな、起こってないものとさ…

ECD『暮らしの手帖』買って読み終えた。熱にうなされた時の夢のような感じ。

ECD『天国よりマシなパンの耳』買って聴く。死とか死者とか再生が描かれているリリックに『BIC YOUTH』(特に『復活祭』)を激しく思い出す。サンプリング、シンセ、サックスがいい感じで使われ混ざりあっている。フレーズがばしばし決まっていて、曲も適切な…

佐野元春の『THE SONGWRITERS』の次回ゲストがkjっていう驚き…楽しみだ。 ゆらゆら帝国REMIX聴いている。「つぎの夜へ」とかにもってかれる。 網野善彦+阿部謹也『[対談]中世の再発見』読む。石を投げること、や、子ども、など単純と思える行為・事象が様…

『ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.1』買って読んだ。おもしれー笑ったー感動したー。

マンションの広告に「外観完成予想CG ※CGと現況が異なる場合は、現況を優先させていただきます。」とあった。さんまさんインタビューの『本人』買うべきか…。

Base Ball Bear『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』聴いている。「SOSOS」は「リライト」っぽいなーと。な

ポン・ジュノ『ほえる犬は噛まない』をDVDで見た。 犬を探す女の子のレインコート、ペ・ドゥナの戦闘服のようなフードつきのパーカーの黄色に対立するものとして、院生のポロシャツやチェックのシャツの赤があって(おっさんのバケツも)、赤が狂気ならば、黄…

トニー・スコット『サブウェイ123』を渋谷で見た。 オープニングがジガって時点で、もうやられてしまったわけだが…。そのオープニングは少ない情報量で、タイトルが出て、さっさと本編がスタートしてしまう。 指令室、ぺラム123の車内、外、をすぱすぱと切り…

Base Ball Bear『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』買った。スリーブというのか、歌詞カード?のアートディレクションの微妙さがセンスある。「海になりたいpart.2」に「私は海を抱きしめていたい」を思い出したり、「SIMAITAI」とか…。しかしベースボールベアーは…

ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』読む。つっても全然進まないが。器官なき身体、離接的綜合、神聖さ、分裂=あれもこれも、…

サミュエル・フラー『映画は戦場だ!』読み終える。 ジョン・フォードについてフラーが語ることに感動する…いやフォードだけじゃないんだけども。 アナーキストで、あらゆる体制的なもの(戦争、権力…)に背を向け、独りでいること。それゆえ、しょっちゅう配…

サミュエル・フラー『映画は戦場だ!』読む。圧倒的に簡潔なモラルを持つ。戦争について、死刑について、復讐について、反対する。簡潔な行動が支配する…考えず、極端な指針を自らの中に持ち行動する人物…ドゥルーズのいうハリウッド的登場人物。

『ジャン・ルノワール自伝』読み終えた。 とても優秀なエピソード収集家としてのルノワール。 《女主人に向って私は、まだ見せてもらえなかった部屋が一つあるがと尋ねた。その部屋の扉は固く閉じられたままになっていた。私が不思議に思ったのは間違いでは…

ジェームズ・マンゴールド『3時10分、決断のとき』を新宿で見た。「○○行ったことあるか?」と遠い土地の話をしてみたり、「グリーンの瞳」を押してみたり、聖書の一節をつぶやいてみたり、しまいにゃあの犬みたいな濡れた目でしっとりと見つめてみたりという…

井上陽水の番組を見た。一青窈、平原綾香、スガシカオ、コブクロ、持田香織、っていう…なんなんだろ…。リリー・フランキーと井上陽水あんまかみ合ってない。なんか多分、かみ合ってなくて全然いいんだろうけど。 上の3、4人っていうのは…ユーミンとか山下達…

『ジャン・ルノワール自伝』読む。読み進めたくて仕方がなくなる。深沢七郎『人間滅亡の唄』ちょっと読み始める。屁をひるように…。鳥居みゆきは冴えてるなぁ。あと「村上龍の疑問」っていうスーパーというかテロップ見るともやっとする。

『キプリング短篇集』読み終えた。「損なわれた青春」もそうだったけど、やはり、手間暇や権力や技術によって構築されたものがあって、それに対して、何やら子供じみていたり(いたずら的というか)、幻想的であったり、非現実的であったりするものが存在し、…

久保ミツロウ『モテキ』2巻(ますます所々、特に心象表現とかが、いわく言いがたい感じになってる…土井亜紀とか)、東村アキコ『ひまわりっ 健一レジェンド』11巻(もうどうにでもなれ、猿渡さん…誰に何をさせたいのか、わかるんだけど、いやそっちいくとますま…