2017-01-01から1年間の記事一覧
特訓シーンがあるだけでまず100万点(偉そうですみません)。しかもそこにかっこよさだけでなく笑いもある。そして、真戸さん役の大泉洋がくそかっこよくて最高(ドーナツのセリフまじやばい)。 自分は大泉さんを、パパパパパフィーで知った(古いな!)の…
感想をまとめると一言、「2017年ベスト1」。もう2017年は本作と、あとトランスフォーマーだけ見たらいいかなあ………………ああ、スター・ウォーズ、そんなものもあったっけ……(遠い目で)。 トムは絶対に間違えない、何故なら"映画の神"だから……ってガンギまった…
オリバー・ストーン、ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 2 ケネディと世界存亡の危機』 オリバー・ストーン、ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3 帝国の緩やかな黄昏』 小川さ…
パワーレンジャーの予告、kanyeのpowerそのまんま使っててやばいな— 庭仕事 (@niwashigoto) 2017年1月19日 最近こういう感じの選曲が多いけど、本編で使われることってまー無くて、でも今作はありました。序盤の、外から(『宇宙戦争』のような)ではなく車…
前作に引き続き、そして前作よりも徹底して描かれる貸与と借用、贈与と授与。「借りたものは返そう」、そして「やられたらやりかえそう」。その世界を貫くのが、共通通貨としてのゴールドコイン。これらが象徴するのがつまり、assasinたちの"社会制度"だ。そ…
えー、見て色々思ったことをツイッターにつつつと書き連ねてたんですが、宇多丸さんも同じこと言ってたので、まぁあれっすね。誰しも思うことってことですね。宇宙ステーションISSの乗組員たちは、冒頭の変則的ラストミニッツレスキューのシーンから一貫して…
とりあえず序盤の、上空からとらえられる銀行"牽引"シーンで、建物の幅が道に綺麗にはまって進んでいく姿がもう面白い。これが、この映画全体を象徴しているようだ。ラフでルーズ、その場限りで、偶然であるはずなのに、まるで、前から用意されていたかのよ…
円城塔『オブ・ザ・ベースボール』オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)作者: 円城 塔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/04/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (23件) を見る
いやいや、なかなかどうして、悪くない…というか、多分ガイ・リッチーが好きか嫌いかというのがあって、自分は好きなので、良いなぁ…で終わった。ガイリチは、イギリスの英雄譚の語りなおしがしたいのかなーと思った。濡れた土地としてのイングランド、につ…
三浦哲哉『サスペンス映画史』 『金井美恵子エッセイ・コレクション[1964-2013]4 映画、柔らかい肌。映画にさわる』 デヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』 プリーモ・レーヴィ『アウシュビッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』 後…
まず、劇中で描かれている、幾つかの、ある「攻撃」行為が、デズモンドによって、「変換」し「反復」される、ことについて考えたい。 幼少時のデズモンドが、兄とのじゃれあいのような喧嘩の果てに、あまりに過剰な反撃を相手にくらわせてしまった、その結果…
細部まで狂気が充填された映画。見ていて気が狂いそうになる…このとんでもなさは、(この名前を出したくは無いけれど…)最早"西谷弘の『岸辺の旅』"。しかも深津絵里より上戸彩の方が料理しまくるし(胡麻をするだけじゃない!)、バスは勿論のこと、電車や…
『スノーデン』と同じように(http://d.hatena.ne.jp/niwashigoto/20170202/p2)、ケネディの写真が現れたと思ったらまさか"終わり方"まで同じとは…。例えば『ハドソン川の奇跡』や無論『スノーデン』と並置したとしても、それらの作品と比べて事実との距離…
ジョン・ロンソン『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』 廣野由美子『批評理論入門』 金成隆一『ルポ トランプ王国』 リチャード・パワーズ『オルフェオ』ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち (光文社新書)作者: ジョン・ロンソン,夏目大出版社/…
笙野頼子『渋谷色浅川』 笙野頼子『増殖商店街』渋谷色浅川作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (6件) を見る増殖商店街 【復☆電書】作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 講談社…
金井美恵子『カストロの尻』カストロの尻作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る
アメコミという恐るべき芳醇な文化が、最良のアメリカ映画を、激しく炸裂する暴力の物語であり、目の眩むほどいびつで美しいフェアリーテイルでもある作品にしてしまったことにただただ驚くしかない。そして、もちろん西部劇ではあるんだけど、ウルヴァリン…
川崎昌平『重版未定2』重版未定 2作者: 川崎昌平出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2017/05/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る
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いやこれすげーよ。今こんな映画撮る人いる?これポール・トーマス・アンダーソンじゃん…って思ってたら、エル・ファニングの凄まじい演技が炸裂して…『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、『ザ・マスター』のフィリップ・シーモア・…
サミュエル・ベケット『蹴り損の棘もうけ』蹴り損の棘もうけ作者: サミュエル・ベケット,川口喬一出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログを見る横尾忠則、保坂和志、磯崎憲一郎『アトリエ会議』アトリエ…
ヨハン・ヨハンソンのスコア、めっちゃ良い!ヘプタポッドのテーマみたいなんが流れた瞬間良くてアガった。 大好きなヨンシーっぽいです。あと、作中、別の場所で起こることをテレビ放送で処理する感じ、「ド」のつくSF感あってニヤついてしまった。ドSF映画…
『ハロプロ スッペシャ〜ル 〜ハロー! プロジェクト×CDジャーナルの全インタビューを集めちゃいました!〜 (CDジャーナルムック)』ハロプロ スッペシャ~ル ~ハロー! プロジェクト×CDジャーナルの全インタビューを集めちゃいました! ~ (CDジャーナルムック)出…
ともかく魂消た…マーベル映画史上最も、みたいなこと言われてるからまたまた〜って思ってたらもしかしたらそうかもと思えるくらい大傑作。カート・ラッセル出演には、ウィンターソルジャーのロバート・レッドフォード、というキャスティングの妙を思い出す。…
それにしても、今回は、撮影が異様なことになっている。ファーストカットの不気味な緩やかさのあるドリーズーム、多用される人物の顔のクローズアップ…と考えた時に恐ろしい名前が浮かんだ…ヒ、ヒッチコ…やめておこう。そして、なんといったらいいのか?多分…
熊谷晋一郎『リハビリの夜』リハビリの夜 (シリーズ ケアをひらく)作者: 熊谷晋一郎出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 85回この商品を含むブログ (33件) を見る
読み終えた。パワーズは『舞踏会へ向かう三人の農夫』に続いて2冊目。囚人のジレンマ作者: リチャードパワーズ,柴田元幸/前山佳朱彦出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/05/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (62件) を…
登場人物たちは、廃屋の中をちらばり、身を隠す。互いを目視で確実に認識できないので、乱発される銃はなかなか当たらない。だから致命傷が発生しづらい。 そもそも、当たったかどうか、相手にどれだけのダメージを与えたかもわからない。誰が生存し、誰が息…
リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』囚人のジレンマ作者: リチャードパワーズ,柴田元幸/前山佳朱彦出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/05/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (62件) を見る
上映時間残り30分くらいのところから、なかなかびっくりするような展開になる。そのびっくりというのは、単純に映画ではあまり見ないタイプの映像だから、という意味でもあるし、今あえてこのクオリティで…?と価値判断を狂わせるようなもの、という意味でも…